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ホームランボールを観客がキャッチした場合のルールはホームラン?それともアウト?

野球好きにとっては球場で野球観戦するのは本当に楽しい時間ですよね。最近の球場は時代の変化と共に、よりリアルを感じられるホームランテラスやエキサイティングシートなどがあり、選手と同じ目線でネットのない内野席などもあります。

試合前の練習の時などは選手も近くにきて、盛り上がってしまいますよね。日本の球場は比較的、フェンスが高いのであまり発生しないのですが、MLBではフェンス際のボールを観客がキャッチしてしまうケースが稀に見られます。

色々な意見はあるかと思いますが、そのホームランボールやファールボールをキャッチした時のルールをまとめてみました。意外に野球ファンでも知らないことかもしれませんので、外野席での観戦をする際などの参考にもなると思います!

観客がキャッチした場合のルール

野球にはルールブックがあります。今回の観客がキャッチし場合のルールについて記載します。

公認野球規則3・16には「観客の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員はもし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断し、ボールデッド後の処置をとる」とあります。基本的にはこのような場合は2塁打になるケースが多いです。

ですが、野手が完全に捕球動作などに入っていた場合などはアウトになることもあります。WBCのキューバ戦で行われた東京ドームなどフェンスの高い球場ではこのようなことが起きた場合は基本的に2塁打になるのでしょう。比較的フェンスの低い球場の場合同様なことが起きた場合は難しい判断になってきます。

また完全にホームランのボールをキャッチした観客はボールをもらえます。それがタイミングよく、記念のホームランなどの場合には選手に返却をし、サインやサイン入りバットや手袋など他のグッズと交換してくれるということもあります。

 

歴代の観客キャッチしたケースについて

長い歴史があるプロ野球ですが、観客がボールをとってしまうということはそんなに多くありません。

最近のケースでは2016年9月の広島の丸選手が打った打球が観客にキャッチされました。シーズン終盤を迎えており14、15年と丸選手は19号のホームラン数で20号まで届きませんでした。2016年もそのシーンの直前で19本という状況で20号に王手をかけていました。

その試合でレフト方向に大飛球を放ちました。レフトは中日ドラゴンズの工藤選手ですが、目いっぱいジャンプしましたが、結局観客がキャッチしてしまったのです。

審判団が集まり、映像判定も行った結果、守備妨害はなくホームランという結果になりました。こういうケースもあるんですね。何はともあれ、20号ホームランが達成できて良かったです。

ファンのキャッチしたい心理も分かりますが、やはり選手のためにも際どい場合には妨害にならないように心がけたいですね。