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【野球ネタ】野球の没収試合とは?スコアはどうなる?実例も紹介!

皆さんは「没収試合」と聞くと、どういうイメージが湧くでしょうか?

人数が揃わなかったときなどに没収試合になるというイメージがあるのですが、実は人数不足以外にも没収試合になるケースがあります。

本稿では実際に起こった没収試合の実例などを書きたいと思います。

 

没収試合とは?

没収試合(フォーフィテッドゲーム)は、規則違反のために、責任審判もしくは球審が試合終了を宣告し、9対0のスコアで過失のないチーム側に勝ちを与える試合のことです。

没収試合は規則で規定されていますが、審判員や主催者などとの協議の末に下される手段であり、プロ野球などの料金を払って試合を見に来ている観客を失望させることは極力避けなければなりません。これは規則にも明記されています。

近年、プロ野球での没収試合は、1995年にMLBで起こって以来、事例はありません。

没収試合はよくアマチュア野球で起こります。冒頭でも述べましたが、「草野球で人数が揃わない」「人数がギリギリで、試合中のケガによる試合続行不可」などの理由が挙げられます。

公式戦などでは一応スコアをつけなければならないため、没収試合扱いになります。

没収試合の違反例

試合が没収される規則違反の例について詳しく説明します。

  • 片方チームが試合の続行を拒否して、規定に定められた時間を超過したとき
  • 試合を長引かせたり、短くするために明らかに策を用いた場合
  • 審判が警告しても、引き続き、執拗に規則違反を繰り返したとき
  • 選手が9人揃わなくなったとき
  • 競技場に侵入してプレイを妨げたり、妨害行為する者を、ホームチーム側が排除できないとき

※プロ野球では、ホームチームはグラウンドキーパーの用意や観客の安全を守る警備員、秩序を維持するのに必要な警察の保護を要請する準備などをする義務があります。(アマチュアでは連盟や大会主催者などが責任を持ちます)

没収試合の実例

アマチュア野球

アマチュア野球は、出場した選手が登録の不備などで違反となって、没収試合になったり、試合中にケガ人や体調不良で人数不足になる例がよく見受けられます。

アマチュア野球規則委員会では、単純ミスによる没収試合を極力なくすため、大会主催者や連盟、審判員が選手登録名簿と当日のメンバー表の照合を試合前に実施することや、メンバー表は必要部数提出させるなどの徹底するように呼び掛けています。

日本のプロ野球(NPB)

日本のプロ野球では、最後の没収試合は1971年まで遡ります。

7月13日に阪急対ロッテ戦にて、ロッテ側が審判の判定に不服とし、ロッテ側が試合続行を拒否した例がありました。

メジャーリーグ(MLB)

メジャーリーグでは、1995年8月10日に行われたドジャース戦対カージナルス戦で、この日の試合は野茂英雄投手が登板していました。

審判の判定に不服を持った観客の多数が、当日に入場者全員にプレゼントされていた記念ボールをグラウンド内に投げ入れ、ホームチームのドジャースが事態の収拾を拒否したため、没収試合となりました。